五行

自分の五行は何か

「自分の五行」は、ふつう二つのうちどちらかを指します。よく知られた答えは生まれ年の五行で、年の下一桁から読みます。1990年は金、1984年は木です。四柱推命での答えは日主、つまり生まれた日の五行で、調べるには生年月日全体と四柱推命の計算ツールが必要です。二つは違うことがよくあり、住まいに生かすとき、鑑定者はどちらも直接は使わず、命式の喜神から考えます。

2026年10月13日更新 · 伝統的な解釈であり、測定や助言ではありません

年庚午月壬午日辛亥時壬辰天干地支日の天干=日主
四柱推命の命式。年・月・日・時の各柱に、上に天干、下に地支があります。日の天干が日主です。

答えその一:生まれ年の五行

干支の早見表の多くが示すのはこの五行で、「庚午(金の午)」や「丁卯(火の卯)」のように表されます。これは年の天干から来ていて、天干は十年で一巡し、一つの五行に二年ずつ割り当てられています。年の下一桁でどれかがわかります。

年の下一桁五行陰陽
0、1金0は陽、1は陰
2、3水2は陽、3は陰
4、5木4は陽、5は陰
6、7火6は陽、7は陰
8、9土8は陽、9は陰

注意が二つあります。年は1月1日に始まりません。四柱推命では2月4日ごろの春の始まり、立春で年が変わります。一般向けの干支の表は旧正月を使うことも多くあります。1992年1月25日生まれの人はどちらの区切りでも1991年に属するので、生まれ年の五行は1992年の水ではなく金です。

また、生まれ年の五行は十二支の五行とは違います。十二支にはそれぞれ固有の五行があり、午は火、子は水です。「金の午」は年の天干の五行と十二支を組み合わせた呼び方で、二つが食い違うこともあります。午年だから火だと書いてあれば十二支を使っており、金だと書いてあれば天干を使っています。

答えその二:日主

四柱推命の命式には、生まれの年、月、日、時刻の四つの柱があり、各柱は上に天干、下に地支があります。四柱推命は、日の柱の天干をその人自身とみなします。これを日主といい、鑑定者が「陽の火の人」「陰の水の日主」と言うときの五行です。

日の天干も十で一巡しますが、年ではなく日の巡りなので、日主は毎日変わり、年から割り出すことはできません。生年月日が必要で、夜遅くに生まれた場合は時刻も必要です。四柱推命の一日は午後11時に変わるからです。四柱推命の計算ツールは、生年月日、時刻、場所から日主を求めます。「四柱推命の五行の計算」を探している人がふつう知りたいのは、これです。

二つの答えが違う理由と、ほかに見かける答え

生まれ年の五行は、同じ二年間に生まれた全員が共有します。日主は、その年に生まれた人のおよそ十人に一人が共有します。命式の別の文字を表しているので、一致する理由はなく、たいていは一致しません。

ほかにも二つの答えを見かけることがあります。

  • 本命卦の五行。 八宅派は一人ひとりに本命卦の数を与え、各数は一つの五行に属します。1は水、3と4は木、9は火、2と8は土、6と7は金です。生まれ年と性別から出し、色ではなく方位に使います。
  • 納音の五行。 暦によっては、二年ずつに詩的な名前の五行を当てています。1984年と1985年の「海中金」などです。これもまた別の伝統で、住まいの風水家相ではほとんど使われません。

どれも間違いではありません。それぞれ違う問いに答えていて、困るのは、ある方法の助言を別の方法の理屈で当てはめたときだけです。

五行とあなたの関係

日主が何であっても、ほかの四つの五行は、五行のページで説明している二つの循環を通じて、日主のまわりで決まった役割を持ちます。火の日主なら次のとおりです。

  • 木は火を生むので、資源です。
  • 火は同じ五行なので、仲間です。
  • 土は火から生まれるので、表出です。
  • 金は火が抑えるので、伝統的には財です。
  • 水は火を抑えます。

ほかの日主なら、この並びを循環に沿ってずらします。四柱推命の読み解きでは、命式が一方に偏りすぎていないかを判断するとき、この役割を比べます。

喜神とは

命式がその助けを受けるとされる五行を喜神といい、用神と呼ぶこともあります。命式全体の中で日主が強いか弱いかを判断して求めます。弱い日主は資源の五行と自分と同じ五行を求めるとされます。強い日主は表出の五行と自分が抑える五行を求めるとされます。方法の全体は喜神のページで説明しています。

ですから、強い火の日主に土と金を勧めることは十分ありえますし、金の年に生まれた人が金とまったく関係ないこともあります。「自分の五行は何か」という診断の多くが飛ばしているのはこの段階で、部屋に何を置くかを決めるのはこの段階です。

住まいで自分の五行を使う

伝統的な使い方は小さく具体的です。生まれ年の五行でも日主でもなく喜神を取り、その色、素材、形を、長い時間を過ごす場所に取り入れます。ベッドの横、机の上、リビングで自分が座る場所の近くなどです。想定しているのは、ランプ、クッション、植物、写真立てくらいの規模です。各五行には、合うとされる方位もあります。

これらより先に来るのは配置です。どの流派でも、寝具の色より、ベッドが支配の位置にあるかのほうが大切とされます。そしてここにあるのはどれも予言ではありません。五行は伝統的な言葉で人を表すもので、部屋に色を足すことは部屋についての選択であって、人生についての約束ではありません。

一つの生年月日、四つの答え

  • 1990年6月15日生まれの女性:生まれ年では、1990年は0で終わるので金です。十二支では午で、火です。八宅派では本命卦の計算が5になり、8と読むので土です。日主は生まれた日によって決まり、十の天干のどれにもなりえます。
  • 計算した彼女の日主:仮に陰の木になったとします。四柱推命の読み解きでは、水と木がどれだけ日主を支えているかを比べてから喜神を決め、それは水になることも火になることもあります。
  • 彼女の寝室に何を置くか:どちらになるにせよ、喜神です。生まれ年の金でも、午の火でもありません。
  • 一週間後に生まれた従妹:年も十二支も本命卦も同じで、日主は違います。年に基づく方法は二人を同じとみなし、四柱推命はそうみなしません。

よくある間違い

  • 十二支の五行を自分の五行とする:十二支の五行と年の天干の五行は別のもので、どちらも日主ではありません。
  • 日主の五行で部屋を飾る:強い日主は、力を足すのではなく外へ引き出すことを求めるとされます。喜神から考えてください。
  • 1月1日で年を変える:1月生まれは、四柱推命でも八宅派でも前の年に属します。
  • 体系を混ぜる:本命卦の五行、生まれ年の五行、四柱推命の喜神は、別々の方法から来ています。部屋に足すものは一つの基準で決めてください。

喜神を知ることは半分です。残りの半分は、自分の部屋のどれにすでにその五行が少しあり、どれにまったくないかを知ることで、それは家そのものについての問いです。

命式を見る

生年月日、生まれた時刻と場所を入力すると、日主、五行のバランス、命式の喜神がわかります。

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風水ARの四柱推命の命式と五行のバランス

アプリが割り出すもの

  • 生年月日、時刻、場所からの四柱。日主に印をつけ、その人物像も示します。
  • 命式全体の五行のバランスと、日主の強さから導かれる喜神。
  • スキャンした住まいでは、喜神の五行がまったくないリビング、寝室、仕事部屋と、足すとよい色や素材。
  • 方位の記録があれば、それぞれのベッドと机がある方位と、向いている方向を、喜神と比べます。
  • 使わないもの:本命卦の五行と納音の五行。また、壁にすでに使われている色はアプリは読み取りません。

よくある質問

生まれ年で見た自分の風水家相の五行は何ですか?

生まれた年の下一桁を見ます。年は2月初めから数えます。0と1は金、2と3は水、4と5は木、6と7は火、8と9は土です。1月か2月4日ごろより前に生まれた場合は、前の年を使います。

四柱推命での自分の五行はどう調べますか?

四柱推命での自分の五行は日主、つまり生まれた日の天干です。年から割り出すことはできないので、生年月日から四柱を作る計算ツールが必要です。午後11時ごろ以降に生まれた場合は時刻も必要です。

住まいにはどの五行を使えばよいですか?

鑑定者は一般に、生まれ年の五行や日主ではなく、四柱推命の命式の喜神を使います。喜神は、命式全体の中での日主の強さから求めます。

自分の五行は干支の五行と同じですか?

たいていは違います。十二支には決まった五行があり、年の天干は別の五行を与え、日主はさらに別の五行を与えます。それぞれ命式の別の部分から来ています。

生まれた時刻は必要ですか?

生まれ年の五行には要りません。日主については、四柱推命の一日が午後11時に変わるため、夜遅くに生まれた場合だけ関係します。命式全体と喜神については時刻の柱が情報を加えますが、時刻がなくても三つの柱で読むことはできます。

参考文献と関連書籍

  • Xu Sheng (compiler, after Xu Ziping), 淵海子平 Yuanhai Ziping, Song dynasty
  • Ole Bruun, An Introduction to Feng Shui, Cambridge University Press, 2008

このページで紹介した伝統について書かれた文献です。参考として挙げたもので、アプリを推薦するものではありません。アプリが決まりをどう当てはめるかは風水ARによる住まいの読み方をご覧ください。

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