壁に向いた机
調整前
調整後決まり: 支配の位置
調整前. 机が奥の壁に付けてあるので、座る人はドアを背にしています。
調整後. 机を部屋のほうへ向けます。椅子の後ろは壁になり、ドアが視界に入ります。
机とドア
形勢派は、ベッドに問うのと同じ三つの問いを机にも問います。
- 椅子からドアが見えるか。 振り向かずに見えること、できれば斜めに見えることです。
- 背後にしっかりしたものがあるか。 窓、出入口、開けた部屋ではなく、壁であることです。
- ドアの正面の線から外れているか。 出入口の真正面にある机は、部屋の流れが通る道に入っています。
机に向かう人は、その部屋を見渡せる立場にいるべきだというのがその理由です。日常の感覚でもうなずけます。背後にドアがあると集中しにくく、部屋に背を向けて働く人はつい肩越しに振り返りがちです。
典型的な配置は、ドアから見て対角の隅に机を置き、部屋を横切ってドアを見るように向ける形です。机の配置ツールでは、設定した簡単な部屋でこの三つを確かめられます。
背後にあるもの
椅子の後ろのしっかりした壁は支えと読まれます。よくある失敗は窓とドアの二つです。
窓を背にする。 狭い部屋で机を内側に向けると、たいていこうなります。伝統的な風水家相では支えがないと読みます。実際には、どちらかの方向から画面に光が映り込み、ビデオ通話では逆光で影のように映ります。対処は、仕事中はブラインドやカーテンを少なくとも一部閉めること、背もたれの高いしっかりした椅子を使うこと、奥行きに余裕があれば窓台に沿って低い棚や植物を並べることです。
ドアを背にする。 机にとって伝統的な風水家相がいちばん好まない位置ですが、多くの在宅仕事部屋ではこれが標準になっています。机を奥の壁に付けると、ドアが背後に来るからです。
椅子。 持ち運べる壁として、背もたれの高い椅子が広く勧められます。壁の代わりにはなりませんが、部屋の中でいちばん変えやすいものです。
机を壁に向けるしかないとき
小部屋やくぼみでは、机を壁に付けるしかないことがよくあります。風水家相ではこれを失敗ではなく、知られた調整のある妥協として扱います。机が壁に向いているでは、軽い場合と直す価値がある場合を区別しています。
- 90度回す。 短い辺の片方だけを壁に付け、壁と直角に机を置くと、たいていドアが横の視界に入り、背後に壁が来ます。部屋の真ん中に置くより床面積も少なくて済みます。
- ドアの向かいではなく、ドアの横の壁を選ぶ。 ドアを左右に見ながら壁に向かうほうが、ドアを真後ろにして壁に向かうよりよいとされます。
- ドアを映して見る。 ドアに向けないときの伝統的な工夫は、小さな鏡や反射するものを机の上に置き、出入口のほうへ傾けることです。
- 壁に奥行きを持たせる。 向かう壁に、風景画のように遠くまで見える絵を掛けることを勧める鑑定者もいます。小さなことですが、腕の長さほど先の何もない壁は、見続けると疲れます。
窓に向いた机は別のケースです。眺めと光を好む専門家もいれば、注意が窓の外へ逃げると言う専門家もいます。この配置を選ぶなら、ドアが真後ろに来ないようにしましょう。
棚、角、椅子までの道
座る場所に向いた尖った角は「尖角殺」(尖った角から鋭い気が向かうとされるもの)と呼ばれます。仕事部屋では、本棚や書類棚の角、斜めに置いたもう一台の机などから生まれます。家具を回すか壁沿いにずらして、角が自分を外れるようにしましょう。
頭のすぐ上の壁に取り付けた棚は、仕事中に重さが覆いかぶさるという理由で広く嫌われます。棚を移すか、椅子をその下からずらしましょう。棚板の端が座席を向いたオープン棚についても同じことを言い、扉付きの収納を好む鑑定者もいます。
それから床を見ます。ドアから椅子までの道は、プリンターや書類の箱、ケーブルをまたがずに歩けるべきです。空き部屋を使った仕事部屋には、客用ベッド、エアロバイク、収納まで置かれていることがよくあります。家具が床の大部分を覆うと部屋は詰め込みすぎと読まれ、残りを並べ替える前に一つ運び出すのが一般的な助言です。
寝室やリビングの机
専用の部屋がない人は多くいます。ここで風水家相が気にするのは、仕事と休息が混ざり合わないようにすることです。
寝室では、枕から見えない場所に机を置くか、夜はカーテンや折りたたみの衝立、あるいはモニターに布をかけるだけでも目隠しをすることを鑑定者は好みます。支配の位置はまずベッドに優先権があります。机は残りの中でいちばんよい場所を取り、その角がベッドに向かないようにします。
リビングでは、人が歩く道から机を外し、眺めを犠牲にしても椅子の後ろに壁が来るようにしましょう。仕事が終わったら見えなくなるように、折りたためる机や閉じられる机がよく勧められます。
形勢派にとっては、仕事部屋がどの部屋にあるかも大事です。細い廊下の突き当たりにある部屋や、家の流れが届きにくい部屋については家の間取りで扱います。
机はどの方位を向くべきか
形勢派は机に方位を指定しません。気にするのはドアと壁です。
方位を使う方法は方位を示しますが、方法どうしで違いがあります。八宅派は本命卦から、一人ひとりに四つのよい向きを割り当てます。四柱推命に基づく方法は、命式の喜神と、その五行に属する方位から出発します。同じ人でも、二つが違う答えを出すことがあります。
机の場合、大事なのは座ったときに向く方向です。吉方位に向くとドアを背にしてしまうなら、多くの鑑定者は支配の位置を優先し、代わりに喜神の五行を色や素材で加えます。
思いどおりにならない仕事部屋
- 机が一つの壁沿いにしか入らない小部屋 — 横を歩いて通れる幅があるなら、机を壁から直角に突き出すように置きます。無理なら、ドアの横の壁を使い、出入口が映る位置に小さな鏡を机の上に立てます。
- 机を部屋の内側に向けると窓が背後に来る — 半分閉められるブラインドを付け、背もたれの高い椅子を使い、窓台に沿って低い棚か植物を置いて、背中にしっかりしたものがあるようにします。
- 寝室の隅にある机 — ベッドが向いていない壁に置き、夜は目隠しをして、机の角が枕に向いていないか確かめます。
- 二人で一つの仕事部屋を使う — 向かい合わせの机だと、一人がドアを背にすることになります。奥の隅で二台を直角に置けば、二人ともドアが見えます。
よくある間違い
- 場所を節約するために机を壁に押しつける — 思ったほど節約にならないことが多く、ドアが背後に来ます。そう決める前に、直角の配置を試してみましょう。
- ドアを背にしてまで方位を追う — 多くの流派が共有する決まりを、流派の間で意見が分かれる決まりと取り替えることになります。
- 椅子の上に棚 — 机の上の壁があいているので取り付けたくなります。代わりに机の横に掛けましょう。
- 仕事部屋を物置にしてしまう — 箱や余った家具が一つずつ増えていき、いつの間にか椅子までの道が狭くなります。
在宅仕事部屋の風水家相レイアウトについて読むことと、自分の仕事部屋を見ることは別のことです。自分がドアと一直線に座っているのか、あの本棚の角が本当に椅子に向いているのかは、座ったままでは判断しにくいものです。
仕事部屋をスキャン
スマートフォンで部屋を図にして、机からドアが見えるか、椅子の後ろに何があるか、どの方向を向いているかを確かめましょう。
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スキャンで在宅仕事部屋についてわかること
- 机が支配の位置にあるか(外れていれば「机が支配の位置にない」)。そこからドアが見えるか、背後にしっかりした壁があるか、ドアと一直線上にいるか。
- 机に向いた家具の尖った角(「机に向いた尖った角」)。
- 部屋の中で気の流れの道を狭めたり断ったりしている家具と、床がどれだけ覆われているか。
- そもそも玄関ドアからの流れの道筋がその部屋に届いているか。
- 四柱推命の命式と方位の記録があれば、机で向いている方向と、机がある家の方位を、あなたの喜神と比べ、勧める方向や加える色と素材を示します。
- 読み取らないもの:頭上の棚や梁、机の上にあるもの、ケーブルや散らかり。これらは目で確かめてください。
よくある質問
在宅仕事部屋では机をどこに置けばよいですか?
支配の位置です。ドアに向き、多くは奥の隅から斜めにドアを見て、椅子の後ろにしっかりした壁があり、出入口の正面の線から外れた位置です。仕事場について、風水家相の多くの流派がまず一致するのがこの点です。
机が壁に向いているのは風水家相で悪いですか?
ドアが真後ろに来ない限り、重大な欠点ではなく妥協と考えられます。机を壁と直角に置く、出入口が見える小さな鏡を置く、といった調整が一般的です。
机は窓に向けるべきですか?
専門家によって違います。光と眺めを歓迎する人もいれば、眺めが仕事から注意をそらすと言う人もいます。より広く共有されている決まりは背後にあるものについてなので、ドアを背にしていなければ、窓に向いた机でも構いません。
窓を背にして座るのは悪いですか?
窓は壁より弱い支えと読まれます。ドアに向くにはそれしかないなら、仕事中はブラインドを一部閉め、背もたれの高い椅子を使い、窓台に沿ってしっかりしたものを置きましょう。
机はどの方位に向けるべきですか?
形勢派の風水家相は方位を指定しません。八宅派と四柱推命に基づく方法はそれぞれその人の方位を示しますが、いつも一致するとは限りません。方位がドアを見ることと食い違う場合、鑑定者は一般にドアが見えることを優先します。
寝室に机を置いてもよいですか?
はい。そうせざるを得ない人も多くいます。伝統的な助言は、ベッドから見えないようにするか夜は目隠しをすること、そして部屋のいちばんよい位置は机ではなくベッドに譲ることです。
参考文献と関連書籍
- Guo Pu (attributed), 葬書 Zangshu (The Book of Burial), Jin dynasty, 4th century
- Ole Bruun, An Introduction to Feng Shui, Cambridge University Press, 2008
- Michael Paton, Five Classics of Fengshui: Chinese Spiritual Geography in Historical and Environmental Perspective, Brill, 2013
このページで紹介した伝統について書かれた文献です。参考として挙げたもので、アプリを推薦するものではありません。アプリが決まりをどう当てはめるかは風水ARによる住まいの読み方をご覧ください。