風水家相とは何か、何ではないか
「風水」という語は「風と水」を意味します。もとは土地の中で敷地を選ぶことから始まり、のちに家の内部にも当てはめられるようになりました。ドアがどこにあるか、部屋どうしがどうつながるか、ベッドや机がどこに置かれるか、といったことです。
最初にはっきりさせておくと、風水家相は解釈の伝統です。気についての主張は証拠によって確かめられたものではなく、どんな家具の配置も富や健康や運を約束しません。それでも懐疑的な人の役に立つのは、その決まりの多くが、人がもともと感じていることを言い表しているからです。体を斜めにしないと通れない廊下、ドアに背を向けたベッド、誰も入らない部屋などです。
主な流派
形勢派は、一般により古いやり方とされています。形と動きを読みます。入口、家の中の道筋、何と何が一直線に並ぶか、家具がどこにあるかです。方位磁石も生年月日も必要ありません。このサイトの部屋ごとのガイドも、このアプリも、この流派に基づいています。
理気派(古典派とも呼ばれます)は、方位と時間を加えます。八宅派は、生まれ年から出す本命卦をもとに、一人ひとりに吉方位と凶方位を与えます。玄空飛星は、建物の向きと建てられた時期から建物の盤を作ります。どちらも正確な方位の測定が必要です。
黒帽派は、二十世紀後半に欧米で広まりました。八卦を方位ではなく玄関ドアに合わせて家に重ねるので使いやすく、それが古典派の鑑定者にしばしば退けられる理由でもあります。
これらの流派は、同じ部屋について異なる助言をすることがあります。その場合、各ガイドではそのことを明記しています。
どの部屋のガイドにも出てくる五つの考え方
- 入口は気の口。 伝統的に、家は玄関ドアから流れを取り込むとされます。そのため、ドアが何に向いているか、玄関ホールがどれだけ開けているかが最初に来ます。
- 流れは急がず、止まらずに進むべき。 長い直線は流れを速め、ふさがれた場所や混み合った場所は流れを止めるとされます。家全体を歩いて見るガイドは、その道筋をたどります。
- 支配の位置。 寝る場所や仕事をする場所では、ドアと一直線上に並ばずにドアが見え、背後にはしっかりした壁があるのがよいとされます。寝室や仕事部屋の大部分はこれで決まります。
- 五行。 木・火・土・金・水で、それぞれ色、形、方位と結びつき、生み出す循環と抑える循環によって互いに関係し合います。
- 八卦。 中央の周りに人生の八つのエリアを配した図で、玄関に合わせるか方位に合わせて間取り図に重ねます。八卦図ツールで両方を試せます。
どこから始めるか:一部屋から
いちばんよく使う部屋か玄関を選び、形勢派の四つの問いを立ててみましょう。ドアはいっぱいまで開くか。ドアから部屋の中央までの床は空いているか。主な座席やベッドからドアが見えるか。背後に壁があるか。
一つだけ変えて一週間暮らしてから、次に進みます。リビングはたいてい座席の配置、台所はコンロとその周りの作業の動線、浴室はおもにそのドアが要点になります。方位と五行は、流派どうしの意見がもっとも分かれるところなので、配置が落ち着くまで後回しにしましょう。
